シェフが教える 料理初心者から中級者への近道

料理がうまく作れるようになりたいッピ

じゃあ、実際に見習いコックさんに教えている方法をこっそり伝えようか?
始めたばかりの初心者でも、慣れてきた中級者でも、上手に作れる熟練者でも、料理を作っていると、みんな考える事です。
今回は、始めて間もない初心者の方へ、私が実際に見習いコックさんに教えている、上達するためのポイントを公開したいと思います。
初心者の料理が上達するたった4つのポイント
料理中級者や上級者にはもっと細かいポイントがありますが、初心者の方がうまくなるには、まず4つのポイントを抑えましょう。

たった5つでいいなら出来そうだッピ
同じ料理は2回作ると劇的に上達する
初めて作る料理は、上手くいかない事が多くあります。
これはプロでも同じ。
プロは、2度3度と繰り返し作り、完成度をあげています。
やはり、1回目よりも2回目。
皆さんも、近いうちに同じ料理を作ってみると、1度目よりもグッと上手に作れるでしょう。
レシピサイトにはたくさんの料理があり、あれこれと作ってみたい気持ちがありますが、覚えておきたい料理は2回目にチャレンジしてみましょう。
レシピを見ながら作らない意識を持とう

レシピを見てはいけないって事じゃないよ
- 食材を切ったり、調味料を計量したりなどの下準備
- フライパンで焼いたり、鍋で炊くなどの調理
下準備の段階なら、レシピを読むために手を止めてもあまり影響はありません。
炒めるなど、調理を始めてからレシピを見ていると、焦げてしまったりなど失敗の原因となってしまいます。
調理を始めるまでにしっかりと作り方を見ておく事が大切です。
あらかじめ見ておき、調理中には確認するくらいが上手に作るポイントです。
レシピサイトを参考に料理を作るときには、準備する食材や物と共に、全ての工程を読み、なんとなく頭に入れ、確認しながら作り出しましょう。
レシピを見なくても作れる料理を増やす
難しい料理でなくても大丈夫です。
出来れば簡単でシンプルな料理を一つ覚えて、レシピを見なくても作れるようになってください。
シンプルな料理であるほど違う料理へと派生させやすく、あなたの発想次第でドンドン広がります。
そしてさらに、ひとつの料理を覚えるという事は、作り出す料理だけでなく、その調理工程も身に付いている事になります。
例えば、フライパンで焼く・炒める、鍋で炊くなどができるってことですよね。
そうやって、ひとつずつできる事を増やしていくと、料理の幅がグンっと広がりますよ!
料理を続ける事が何より大切
私の家には、「昭和初期か!」って言うくらい、入れ替わり立ち代わり他の家族が来て、一緒に食事をする機会が多々あります。

仕事が終わって家に帰ると、すでにいる!なんてパターンも・・・
そういったときには、だいたい私が食事を作るのです。
たとえプライベートでも、プロである私の料理を食べれると期待をひしひしと感じるので、なかなか手を抜けず、毎回かなり大変です。
それでも出来上がった料理を見て・食べて喜んでもらう姿を見ると、「作ってよかったなぁ」と思っているので続けています。
- 1人分だけだと、なかなかモチベーションが上がらない。
- 料理を続けるにはキッチンが不便すぎる
- 食材の買い物が面倒
- 食材が残って大変
- 後片付けが嫌
「おいしい料理が作れたらいいなぁ」とイメージして、料理を始めても実際には面倒ばかり。
だけどどうせなら、みんながおいしい!っていう一品が作れるまで続けませんか?
周りから料理が上手だねって言われるまで続けてみませんか?
止めてしまうと終わってしまいます。
せっかく始めたのなら、かたちになるまで続けてみてください。